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競馬用語
- ■体高
たいこう - 馬の背の高さのこと。
厳密には、き甲の頂点と地表との垂直距離である。
- ■滞在競馬
たいざいけいば - レース当日以前に、あらかじめ当該競馬場に入厩してレースに臨むこと。
距離的に美浦あるいは栗東のトレーニング・センターから当日の輸送が不可能なローカル競馬のほかは、輸送に弱くてレースで能力を出せない馬を、早めに入厩させて落ち着かせるために行う場合がある。
- ■タイムオーバー
たいむおーばー - 重賞競走、国際招待競走等の競走以外に出走した馬が、第1着馬より下表1の時間を超えて決勝線に到達したとき、翌日から起算して下表2に定める期間平地競走に出走できないこと。
ただし、裁決委員がやむを得ないと認めたときは適用されない。
- ■叩く
たたく - ふたつ意味があり、ひとつはレース中気合を入れるために馬にムチを入れること。
もうひとつは休み明けにレースを使うときに使うが、この場合、仕上がり途上のときに用いることが多い。
「休み明けを一度たたく」といったように使われる。
- ■タテ目
たてめ - 連勝複式の勝馬投票券で1—2、1—3と買ったが、結果は、1が消えて2—3となったような場合の2—3がタテ目で、よく「タテ目をくった」などという。
- ■種付
たねつけ - 繁殖のために血統や成績のよい牡馬を種牡馬として繁殖牝馬に交配させること。
- ■ためる
ためる - 「足をためる」などと使われる。
レースの途中でペースを落としてスタミナを温存すること。
- ■単勝式
たんしょうしき - 1着馬を当てる勝馬投票券で、古くは大正12年から発売されている最も歴史のあるものである。
式別が増えた現在、発売シェアは小さいものであるが、競馬は1着を当てる単勝式が本筋であると考えるファンも少なくない。
- ■単枠指定
たんわくしてい - 9頭立て以上のレースで、1頭あるいは数頭に、特に人気が集中しそうな時、その馬を単枠(1枠1頭)に指定する制度。
これは、同枠馬が取り消した場合におこる問題の発生を極力防止するための一措置として競馬法のもとで関連規定を改正して実施しされたが現在は廃止されている。
- ■ターフビジョン
たーふびじょん - 競馬場内に設置され、迫力のある映像で好評の大型映像ディスプレイ装置のこと。
写真判定となるような微妙なゴール瞬間のリプレイなどで威力を発揮。
東京競馬場と京都競馬場には、大型の三面マルチ・ターフビジョンが設置されており、高画質で鮮明なハイビジョン対応となり、迫力満点の美しい映像をお楽しみいただけます。
- ■代替競馬
だいがえけいば - 台風や降雪など天災地変等の影響により、全てのレースを取り止めた場合には、開催日を変更して「代替競馬」を行う。
この場合、『前日発売』など前売り分の勝馬投票券は全て返還(買戻し)となり、出馬投票をやり直して「代替競馬」を行う。
しかし、前売り分の勝馬投票券が無い(返還すべき勝馬投票券が無い)場合には、そのままの出馬表で「代替競馬」を行うことがある。
- ■ダークホース
だーくほーす - 本来は能力のよく分からない馬という意味から出ているが、あわよく勝てば好配当間違いなしという馬、つまり穴馬ということである。
競馬用語でありながら現在は競馬場で使われるよりも、一般用語として(とくに選挙などで)よく使われている。
- ■地方上がり
ちほうあがり - 地方競馬から中央競馬に転籍してきた馬のこと。
- ■地方競馬
ちほうけいば - 地方競馬の歴史は戦前にさかのぼるが、よって立つ法律(競馬法=昭和23年制定)の公布以降、現在の開催形態が確立された。
施行者は「都道府県及び指定市町村(特別区を含む)」であり、馬主と馬の登録および騎手の免許は「地方競馬全国協会」が行なう。
平成22年12月現在の競馬開催場は次の19場。
- ■地方競馬全国協会
ちほうけいばぜんこくきょうかい - 都道府県あるいは指定市町村の行なう競馬を地方競馬というが、その公正かつ円滑な実施の推進を図るための協会。
主な業務は、馬主および馬の登録、騎手の養成、訓練、免許交付審判員その他の地方競馬の実施に関する事務を行なう者の養成、訓練、派遣などである。 日本中央競馬会が中央競馬を主催できるのに対し、地方競馬全国協会には主催権がない。
- ■着差
ちゃくさ - 先に入線した馬の鼻先(鼻端)と次に入線した馬の鼻先(鼻端)の間隔。
ハナ、アタマ、クビ、それ以上は馬身を単位に表示するが、10馬身を超える場合は「大差」と表示する。
- ■着順
ちゃくじゅん - ゴールへの到達順位。 これは馬の鼻先(鼻端)が基準となっており、足などが先に出ても順位には関係ない。
- ■着順変更
ちゃくじゅんへんこう - 失格になった馬がいた場合、その馬の着順を取り消し、また、降着になった馬がいた場合は着順を変更して、順次着順を繰り上げること。
- ■中央競馬
ちゅうおうけいば - 日本中央競馬会が施行者となって開催する競馬のこと。
施行者は騎手と調教師に免許を与え、馬と馬主を登録する。
開催競馬場は12場あるが、現在横浜、宮崎を除く札幌、函館、福島、新潟、中山、東京、中京、京都、阪神、小倉の10場で開催が行なわれている。 年間の競走施行日数は最大で36開催、288日である。
- ■中央競馬メモリアルホール
ちゅうおうけいばめもりあるほーる - 昭和59年12月に顕彰馬選考委員会において選ばれた名馬の功績を称えるために同60年11月2日、東京競馬場レストハウス2階に開設されたホールで、顕彰馬の絵や彫刻、表彰状などの展示といった顕彰馬を称えるスペースの他に、過去の重賞を放映するビデオや競馬をやさしく解説するビデオなどが備えられている。
- ■抽せん馬
ちゅうせんば - 中央競馬会が各生産地で開催される軽種馬の市場で購買し、抽せんによって均一価格で馬主に売却、配布した競走馬のこと。
競走馬の資源確保と新規馬主の開拓などの目的のため行われてきた日本独特の制度。
この制度は見直しが進み平成15年からは、名称が「JRA育成馬」に変更となり、平成15年売却馬からは馬名に付記される(抽)の表記もなくなった。
- ■調騎分離
ちょうきぶんり - 調教師と騎手の免許をはっきりと分けること。
昭和12年の「日本競馬会」設立以前の「競馬倶楽部」時代は、騎手という名称のみが登録されており、騎手になれば厩舎をかまえ調教師の仕事を行なうことができた。
これを日本競馬会設立を機に改め、調教師と騎手の免許を別々にする調騎分離が行なわれるようになったが、まだこの当時はあいまいな部分が多々あり、明確に分離されるようになったのは戦後になってからである。
- ■調教停止
ちょうきょうていし - 調教師に対する処分の一種。
競馬施行規程第125条、第125条の2、第126条及び第127条に規定されている。
この処分を受けると、調教停止期間中は調教師業務ができなくなる。
競馬に係わる重大な違反行為がその対象として定められている。
- ■調整ルーム
ちょうせいるーむ - 各競馬場、栗東、美浦両トレーニング・センターに設けられた、騎手の宿泊施設。
競馬の公正の確保を期し、また心身の調整を図ることを目的として競馬開催の前日に、騎乗予定騎手全員が入室することが原則として義務付けられている。
- ■チークピーシーズ(Cheek Pieces)
ちーくぴーしーず - フルネームでシープスキン・チークピーシーズと言う。
頭絡の頬革にボア状のものを装着したもので、左右を見えにくくして前方に意識を集中させる効果を期待して用いられる。
- ■月毛
つきげ - 馬の毛色の種類で国内では北海道和種によく見られる。
被毛はクリーム色から淡い黄白色のものまであり、長毛は被毛と同色から白色に近いものまである。
米国から乗馬として輸入されているパロミノもこの毛色に属する。
- ■強目
つよめ - 実戦同様に仕掛け気味に調教する状態。
- ■ツル頸
つるくび - パドックなどで歩いているとき、長い頸をツルのように曲げている状態をいう。
レースが間近に迫っていることを察知し、神経をたかぶらせている馬によく見かける。
一見、気合に満ち溢れ、いかにも走りそうな印象を与えるが、競走能力とは関係はなく、馬の気性の現われとみるべきである。
- ■ティモシー
てぃもしー - 多年生のイネ科牧草で、耐寒性が強く馬の嗜好性も非常に良いため日本でも多く栽培されている。
草丈は80〜110cmで穂は円筒形で、5〜12cmとなる。
- ■蹄叉腐爛
ていさふらん - 蹄底の蹄叉の凹部につまった汚物が原因で蹄底が腐食し、悪臭をはなつ病気であり、重症になると跛行を呈する。
原因は厩舎や放牧場の不潔、蹄の手入不足等であり、何よりも予防が肝心である。
- ■蹄鉄
ていてつ - 馬の蹄(蹄負面)に打ち付ける金属で作製したものを言い、かつては、調教用と競走用とに区分され、調教時には鉄および軽合金材から造られた蹄鉄を使用し、競走時には、競走ニウム蹄鉄といわれる競走専用蹄鉄に打替(交換)されていたが、打替を頻繁に行うと蹄が傷むなどの不利があった。
そこで、調教時および競走時の両方に使用できる兼用蹄鉄が開発された。
これは、アルミニウム合金材から造られ競走前後の打替を必要としない。
現在ではほぼ100%の競走馬が使用している。
- ■蹄葉炎
ていようえん - 馬の蹄の内部は血管が発達しているが、体重が重いこと、心臓から遠い体の末端に位置することなどから心臓のポンプ作用をもってしても血液が充分に行きとどかない。
これを補っているのが蹄機(歩行の際、蹄の負重免重が繰り返され、一種のポンプとして動き、血行を促進する)であるが、肢に故障を発症し、動けずに他の肢で長時間負重し続けると、蹄の内部の血液循環が阻害され、蹄の内部に炎症が起こり激しい疼痛を発する。
これが蹄葉炎である。
馬は体重が重いため、病勢の進行を止めることは難しく、重症にいたると予後不良となることが多い。
- ■定量
ていりょう - 別定重量のうち、収得賞金に関係なく、馬の年齢または性別により、出走馬の全馬に一定の負担重量を定める方法。
日本ダービーや有馬記念などもこの方法で行われる。
- ■手がわり
てがわり - レースで、それまで騎乗していた騎手から他の騎手に乗り替わること。
- ■テキ
てき - 競馬社会にのみ使われている隠語のひとつで調教師のこと。
騎手や厩務員等が自分の調教師のことを「うちのテキが」などというように使う。
語源は、調教師には元騎手が多く、騎手をひっくり返してひらがな読みをした(手・騎)ところからきた、といわれている。
- ■鉄砲
てっぽう - 比較的長期の休養明けでレースに使うこと。
このような場合にレースに使うことを「鉄砲使い」、また鉄砲使いでレースで好走するような馬を、「鉄砲の利く馬」という。
- ■手前
てまえ - 馬が走るとき、右前肢を左前肢より常に前に出して走ることを右手前という。
これは後肢を大きく踏み込んで大地を蹴るための推進作用からくる歩法で、左前肢の場合も同じ。
それでは馬は右利きなのか、左利きなのだろうか。
普通はどちらでもこなすのだが、なかには先天的に“右利き”とか“左利き”という馬もいる。
ただいえることは、動物は大体心臓がからだの左側についているので、左利き、左手前で走る方が自然のようである。
人間の陸上競技のトラックが左回りということもこれを裏書きしている。
競馬ではアメリカのコースは左回り。
日本では右回りが多い。
ヨーロッパでは左右ほどほどになっている。
4肢のいずれかに慢性の故障のある馬は、はっきり、右、左のどちらかの手前を苦にするようである。
- ■テン
てん - 最初、真っ先の意。
テンの半マイル、テンに追う、など。
また、テン乗りというのは、その馬に騎手が初めて騎乗することをいう。
- ■天狗山
てんぐやま - 調教師が調教を監視する場所のこと。
自厩舎の自慢話をすることから、天狗山、の名がついたといわれている。
- ■天神乗り
てんじんのり - 騎手の乗り方のひとつで、モンキー乗りと対比して呼ばれることが多い。
アブミを長く持ち背筋を伸ばして馬の背と垂直にまたがった騎乗スタイルとなる。
モンキー乗りは騎手の体重が馬の背の前方にかかるが、天神乗りは背中に直接かかるので、馬の負担が大きくスピードが出にくい。
昭和33年に保田隆芳騎手がアメリカに遠征し、帰国してモンキー乗りを導入するまでは日本の競馬はこの天神乗りが主流を占めていた。
- ■デッパ
でっぱ - 発馬のこと。
ゲートの出が悪い馬を「デッパが悪い」などという。
- ■出ムチ
でむち - 「出ムチをくれる」といい、最初のダッシュがにぶい馬に対して、あるいはどうしても先行したいときに、スタート直後からムチを使って気合いをつけること。
- ■伝貧
でんぴん - 馬伝染性貧血の略語であり、馬特有の法定伝染病である。
ウィルスによって感染する。
典型的な症状は40℃前後の高熱を出し、2〜4日後には平熱に戻るが、この状態を繰り返す(回帰熱)。
通常、感染した馬は次第に貧血し、痩せていく。
感染が判明すると、法の定めにより安楽死の処置がとられる。
競馬の円滑な施行を図るため、自衛の見地から中央競馬会では年2回、全在厩馬を対象とした検査(定期検査)を行ない、また、施設外から入厩する馬は、その都度検査(入厩検疫)を実施して防禦に努めている。
- ■電話投票
でんわとうひょう - 遠隔地の競馬ファンへのサービス、発売窓口の混雑緩和等を目的として、昭和49年2月から電話投票制度を実施している。
JRAとこの制度に関する契約を結んだ会員(個人に限る)が、電話で勝馬投票を申し込み、購入代金の支払いや払戻金等の受け取りを会員の銀行預金口座を通じて、自動的に行うようにするもの。
現在、電話投票制度にはA−PAT会員とARS会員の2種類がある。
A−PAT会員は(1)パソコンや携帯電話のインターネットを利用するIPAT方式、(2)プッシュホン操作によるARS方式、(3)専用端末機を利用するPAT方式 のいずれかの方式を利用できる。
ARS会員は、ARS方式のみの利用となる。
- ■透明半頭面
とうめいはんとうめん - 馬の眼を透明な樹脂製のカップで覆ったもの。
眼疾病の予防のほか、失明している馬や砂などの異物が眼にかかるのを嫌う馬に対して、眼の保護のため用いられる。
カップの中が曇り、視界が遮られることがあるため、JRAでは競走中の両眼への装着は認められていない。
- ■頭絡
とうらく - 馬の頭から顎〔あご〕、頬、鼻の上、そしてうなじにわたって細い幅の革でできた馬具で、馬銜を吊って馬の口の内に入れ、適当な位置を保たせるために使用する。
また同時に、馬を取り扱う場合の補助の役目もする。
- ■特払い
とくばらい - 式別毎に勝馬投票の的中者がいない場合には、競馬法第8条の規定により、その式別に投票した購入者全員に対して、特払いとして100円につき70円の払い戻しを行うことをいう。
ただし、WIN5で的中者がいない場合には、競馬法第9条第1項の規定により、払戻相当額を次回のWIN5にキャリーオーバーするため、特払いを行わない。
なお戦前、払い戻しが最高200円に制限されていた当時、余分の配当金を不的中馬券に対して分配したが、これを特別配当(特配)といった。
- ■特別競走
とくべつきょうそう - 一般競走と違って、特別登録を必要とする競走。
特別競走には、現在の中央競馬ではすべてレース名がつけられている。
また重賞競走も特別競走のなかに含まれる。
なお、特別競走のレース名の由来や解説については、「特別競走名解説」でご覧いただけます。
また、特別競走の登録馬は、「競馬メニュー」の「特別競走登録馬」でご確認いただけます。
- ■栃栗毛
とちくりげ - 被毛は黒味がかった黄褐色から黒味の非常に濃いものまであるが黒色にはならない。
長毛は被毛より濃いものから、白色に近いものまである。
- ■特券
とっけん - 勝馬投票券の1000円券のこと。
- ■とも
とも - 馬体を大きく2つに分けて前躯〔ぜんく〕、後躯〔こうく〕と呼ぶが、その後躯のうちの腰部、臀部、後肢のこと。
- ■トラックマン
とらっくまん - 美浦・栗東の両トレーニング・センターで、取材をしている競馬予想専門紙の記者のこと。
その仕事の内容としては、早朝より、調教スタンドから追い切りを見て調教タイムを計測したり、その調教内容を伝える「取材班」と、関係者のコメントを得るためにきゅう舎を駆け回り、その週の出走予定馬の調子を取材したりする「想定班」の2つに分けられる。
早朝勤務で、且つ競馬開催に伴う出張が多く、多忙な毎日を送っている。
- ■トレーニング・センター
とれーにんぐ・せんたー - 競走馬を1ヶ所に集めて合理的に調教する場所で、昭和44年に滋賀県の栗東町に完成して、それまで京都競馬場、阪神競馬場、中京競馬場に分散していた関西に登録のあった全馬が集結した。
関東では、昭和53年に茨城県の美浦村に完成し、それまで東京競馬場、中山競馬場、中山競馬場白井分場に分散していた関東登録馬全部が移され、これで、中央競馬に登録されている馬は、すべてこの2つのトレーニング・センターいずれかの所属ということになった。
- ■トータリゼータオッズボード
とーたりぜーたおっずぼーど - 各窓口に設置された発売機、払戻し機、表示装置や、コンピューターが組み合わされた、勝馬投票方式のシステムを総称して、トータリゼータシステムと呼んでいる。
現在設置されているトータリゼータシステムでは、勝馬投票券の発売と払戻しを大型コンピューターで一括処理を行なっており、さらに発売票数の集計値などの情報を、即時に自動的に処理する。
この刻々と変動する発売票数に応じた概算配当率(オッズ)は、一定の時間間隔をおいて、表示装置に表示される。
トータリゼータオッズボードとは、この発売票数、概算配当率や払戻金等の情報を表示する競馬場の中の屋外表示装置のことである。
トータリゼータシステムが導入される昭和41年以前はトータライザーといって、集計された売上高を人為的に電動表示板に掲示していた。
さらにその前は、黒板に勝馬投票の売上高を掲示する方法しか取れなかった。
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