2017年第67回東京新聞杯(GIII)における過去データからのお勧め馬

東京新聞杯(G3)は東京府中競馬場の芝1600mで行われる古馬マイル重賞です。


6月のマイルG1・安田記念と同じ舞台であり、また牝馬にとっては5月のG1・ヴィクトリアマイルと同じ舞台で行われるということもあり、その年のマイル戦線を占う一戦とされています。


2017年は2月5日に東京11レースとして開催され、2017年で67回を数える歴史のあるレースです。
そんな東京新聞杯の予想をしていきたいと思います。


始めに出走予定馬から予想オッズで支持されている馬を見ていきます。


まずは「エアスピネル」です。
2016年はクラシック戦線を戦ってきましたが、古馬となった2017年からマイル戦線に絞ってきました。
2017年初戦の京都金杯で人気に応え勝利し勢いに乗っています。
鞍上は名手武豊騎手が予定されています。
予想オッズで1倍台を付けているところもあり、他を大きく離しています。


これに続くのがブラックスピネル、またはヤングマンパワーとなっています。
ブラックスピネルは京都金杯でエアスピネルの2着となった馬です。
ヤングマンパワーは2016年の夏から秋にかけて重賞2つを含む3連勝と活躍しました。
期待されたG1・マイルチャンピオンシップで16着と敗れた後の復帰初戦となります。
予想オッズでは3倍から6倍台で付けているところが多くなっています。


そして2017年のニューイヤーステークスを制したマイネルアウラート、2016年のキャピタルステークスを制したブラックムーン、良血4歳馬のブロディガルサンやロイカバードといったところが予想オッズ10倍台辺りで4番手5番手になっています。



次に過去10年のレースデータから予想に有効なものを取り上げていきたいと思います。

まずは年齢に関するデータです。
4歳馬から6歳馬まではまんべんなく活躍していますが、7歳馬は勝利がありません。
8歳以上になると3着以内もなく、一切馬券に絡んでいません。
これに当てはまってしまうのがシェルビーシベリアンスパーブです。

近走でG1またはG2に出走していた馬が毎年連対しているというデータもあります。
そして5着以下に敗れていたという共通点があることから、東京新聞杯はG1やG2での経験を糧にした馬がここで花開くというレースになっています。

また近走で「東京競馬場」の芝コースのレースで連対していた馬が、2012年のガルボから2016年のスマートレイアーまで現在5連勝中です。
いずれの馬も芝1600mまたは芝1800mのレースでの連対だったというところも注目です。



そして東京新聞杯が年明け2戦目だったという馬が2009年を除いて連対しています。
その年明け初戦は、中山金杯、京都金杯、ニューイヤーステークスのいずれかであることにも注目です。



次に前走のデータを見ていきます。

距離別に見ると1400mから1600mの馬の成績が良い傾向です。
前走1200mと前走1800mだった馬は3着以内がなく、一切馬券に絡んでいません。
しかしこのデータに当てはまる馬は今回はいませんでした。
前走2000m以上の馬からは5頭馬券に絡んでおり、勝ち馬も2頭出ています。

クラス別に見ると、前走条件戦だった馬からも好走馬が出ています。
前走オープン特別だった馬は、そのレースで好走していた馬や人気になっていた馬が良い成績の傾向です。
前走重賞だった馬は4着以下に敗れた馬の巻き返しが目立っています。

レース別に見ると前走がニューイヤーステークスだった馬が、過去10年の3着以内30頭中7頭を占めています。
その着順や人気に関係なく好走が多いことも特徴です。

また前走が京都金杯だった馬が過去10年の3着以内30頭中6頭を占めています。
2013年から2016年まで現在4年連続で馬券圏内に入ってきていることにも注目です。


前走からのレース間隔で見ると、半年以上の長期休み明けになると3着以内もなく、一切馬券に絡んでいません。
このデータに当てはまってしまうのがダッシングブレイズです。



ここまで見てきたデータから見えてきたのは、前走が京都金杯の馬と前走がニューイヤーステークスの馬が強いということです。
京都金杯からの出走はエアスピネル、ブラックスピネル、ブラックムーンの3頭です。
ニューイヤーステークスからの出走はシベリアンスパーブ、ダイワリベラル、マイネルアウラートの3頭です。
ここから8歳馬のシベリアンスパーブを外した5頭を中心に考えることをおすすめします。
特に京都金杯の勝ち馬エアスピネルと2着のブラックムーン、ニューイヤーステークスの勝ち馬マイネルアウラートは軸として考えてみるのも良いと思います。



いかがでしたでしょうか?
この考察が予想のお役に立てば幸いです。

最後にもう一つ予想に役立つデータをご紹介します。

それは 優勝馬10頭のうち8頭が1枠から4枠の馬であり、内枠優勢の傾向が強いレースであるというものです。
なので枠や馬番から予想を組み立ててみるのもいいかもしれません。




2017年1月5日(木)京都11レース「京都金杯」を的中させたサイトの口コミはコチラ
「競馬劇場」



[2017/2/1(水)]

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